社員インタビューVol.06 GOさん

「顧客満足ではない、顧客感動の追及へ」をミッションにする株式会社クシムソフトで活躍するメンバーのご紹介です。

今回はクシムソフトのメンバーとして15年以上のキャリアを持つGOさんをご紹介します。

<プロフィール>

GO

東京出身、大学では放送や広告などメディア関連を専攻するも、幼少期に熱中したMSXでのゲーム作りの経験がきっかけとなりシステムエンジニアの道へ。

2009年にクシムソフトに入社し15年近くSESとして活躍。Windows案件の開発スペシャリスト。


目次

友人と熱中したゲーム作り、遊ぶから作るへ

─ まずはご質問の前に簡単な経歴を教えて下さい!

GOと申します、よろしくお願いいたします。

まず最初に断っておきますが、これまでインタビューをされた方とは大きく違って、エンジニア歴は20年を越えるベテラン側の人間です。笑

大学でメディア専攻で放送や広告制作を学んでいました。

バブル崩壊後のいわゆる就職氷河期世代の煽りを受け、なかなか思うように就活が出来なかった時代で、新卒でITの業界でシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。2社ほど受託、SESの会社を経験しクシムソフトに入社、現在に至ります。

─ 元々は文系ということですが、メディアからITに興味が移っていった経緯を教えて下さい。

私の父が画家だったのですが制作活動の傍で、TV局でセットなどの制作を手がける美術スタッフの仕事もしていて、その影響で自分で何かを作るという考えを持ちやすい環境で育ちました。

当時は広告やCMなどのクリエイティブに興味があったので広告制作などが学べる大学に進学し、TV局や大手広告代理店への就職を目指しました。ただ、メディア業界の採用倍率は高く、就職氷河期時代ということもあり、企業が新卒採用の枠を狭めているような状態で、残念ですがメディア業界とは縁がありませんでした。

そういった状況で将来の進路を考えたいた際に思い出したのが、幼少期にMSXで自分でコードを書いてゲームを動かし、友人同士で楽しく遊んだ日々でした。

当時はファミコンやスーパーファミコン全盛期でとにかく誰もがゲームに熱中していたのですが、たまたま私の周りでは、MSXが流行していたんです。

MSXはキーボードと本体が一体化したハードで、当時はソニー、パナソニック、カシオなど様々なメーカーが独自のMSXから発売されていて、販売されているゲームソフトで遊ぶだけではなく、自身でゲームを作ることができました。

とはいえその時代のクリエイティブですから出来ることは限られていて、毎月創刊されるMSX雑誌に書かれているままのコードをプログラミングしてゲームを作り、少しカスタマイズできるくらいです。ただ、当時の私たちにとっては最高のエンターテイメントで友人たちと一緒にプレイしたり、ゲームの貸し借りをしたりしていました。

そういった人を喜ばせたり楽しませるものづくりの仕事が出来ないかと、自分でシステム系の会社を何社か探して面接を受けていきました、MSXの話をすると盛り上がる面接も多く、結果としてシステムエンジニアとしての働き口が見つかったため、その事がきっかけでいまでもこの業界で働いています。


これからもエンジニアであり続けるために、今でも学ぶことを大切に考えています。

─ 社会人生活のスタートからクシムソフトに出会う前はどのようなキャリアを歩まれましたか?

MSXが好きだったとはいえ、仕事で使えるようなプログラミングスキルはほとんど無い形で会社に入社しましたので新卒で入ったシステム会社では情報処理の基礎やSQL、Javaなどを教えて頂きました。

その後、ネットワーク系、インフラ系、開発系と大まかな割り振りがあり、私は開発系を希望して最初の業務についたのが入社してから3ヶ月後くらいです。

仕事はあまり汎用性の無いその会社独自のツールでデータコンバージョンをするような仕事で、今後に活かしずらいような独特な業務でした。しかも住んでいた場所から片道2時間もかかる場所に毎日通勤していました。配属は私と同期がもう一名という形だったので新人二人でどうにかするしかなく、喰らいつくように必死に業務に取り組んでいました。帰りが遅いことも多く、新卒あるあるですが「すぐに辞めてやろう」と思っていました。笑

ただ、せっかく入社した会社ですし、やっとの思いで1年弱のプロジェクト期間業務を遂行することができました。

その後はSESや受託などの案件をいくつか担当し、長いプロジェクトではサービス作りからその後の保守運用まで3年近く一つの案件を担当させて頂くこともありました。受託は納品したら終わりと思われることもしばしばありますが、作った後もお客様から「このプロジェクトにGOさんは残って欲しい」と名指し頂き軌道に乗るまでサポートしたり、エンドユーザーの声を聞ける機会もあり、自身でゲームを作っていた時のように、相手に喜んで支えてもらって、感想を聞ける瞬間は、「喜んでもらえる良いものが作れたなと」幸せを感じる瞬間でした。

その後もしばらく1社目の会社にはお世話になったのですが、もう少し規模の小さい会社でこれまでと違った視点かこの業界を見てみたいと思い、最初の転職をしたのが新卒から数えて7年ほど経験した時で、同く受託/SESの会社に転職しました。

2社目はリードエンジニアとしてシステム開発に関わりましが小さい会社ならではの人間関係に馴染めないとことが多少あったのと、要件定義や上流工程の業務にも関わりたいことがあり改めて転職活動を行いました。

─ クシムソフトに出会ったきっかけを教えて下さい。

クシムソフト(当時はエイムソフト)は転職活動の際に自身で求人票を見つけました。

面接では当時の社長とお会いさせて頂きましたが、当時は幹部がほぼ同世代で「とにかく若い会社だな」というのが印象に残っています。

それでいて経営陣全員がエンジニア経験があり、現場のことを理解しながら経営している姿が好印象だったこともあり「ここだったら自分の努力が正当に評価されるだろうな」と思い転職を決めました。

─ 現在はどのようなお仕事をされているんですか?

役割としてはマネジメントを求められるようなポジションではなく、いちメンバーとして特にWindows系の開発を行っております。

入社してからは受託、SESと両方経験していて案件は本当に様々なのですが、私の場合8〜9割はお客様先に常駐するプロジェクトでした。

経験者で入社していることもあり、一通り自分でできることから一人で常駐していることも多く社内では「レアキャラ」のように思われているかもしれません。笑

最近はメンバーとのコミュニケーション機会も増え、存在は知って頂けているかと思いますが、あっという間の15年で、気づいたら古参の一人となりました。

─ これからどんなキャリアを歩みたいですか

クシムソフトの中ではWindows系の開発を多く担当しているためその道のスペシャリストのように思われているかと思いますが、実はAIだったり暗号資産だったりそういった世界のことも気になっています。

もちろん新しい世界の扉を開けてその道で食べれるほどスキルを向上させていくには相当の覚悟が必要だと思っていますが、生涯エンジニアでいるためには学び続けなければならないと思っているので必要な努力はしていくつもりです。

気質はどこまでいってもスペシャリスト側ではあるんですが、クシムソフトには若いメンバーが増えてきたこともあり出来る範囲で自身の経験を伝えたりもしていこうと思っています。


これからクシムソフトの選考を受ける方へ

─ これからのクシムソフト選考を受ける方へメッセージをお願いします。

経験は3社しかありませんが、クシムソフトの良いところは、経営側が現場の声をきちんと聞いてくれることだと思います。

受託やSESで外の会社に触れる機会も多いのですが、その時に他社で使っていて便利だったもの、導入することで業務の改善になりそうなことを都度打ち合わせなどの機会に提案してきました。

中にはシステムとして実際に導入をされたものなどもあって、良いものを良いと判断し、ダメなものにはきちんとダメな理由含めフィードバックをくれるそんな体制が当たり前にあるのがクシムソフトの特徴だと思います。

なので、「皆の為になりそうだな」、「これがあったら便利だろうな」という物事を、自身の言葉できちんと相手に伝えられる人にとっては、経営メンバーとの距離が近いクシムソフトはおすすめの会社だと思います。

年齢を重ねても私のようにスペシャリストとしての道も用意されているので、エンジニアとして生涯現役でいたい人にもぜひ入社して頂きたいなと思っています。

以上、GOさんのインタビューでした。

余談ですが、今でも休日にはゲームを楽しんでいらっしゃるそうで、マルチプレイを楽しむ為に甥っ子達にPSPとモンスターハンターを買い与えて皆でワイワイやっていたりするそうです。

ただ、最近は甥っ子達が大きくなりマルチプレイをしてくれず、一人で狩りをしていると寂しそうに語っていました。その寂しさを癒すように、現在はレトロゲームや、最近購入されたニンテンドークラシックミニで、奥さんを誘いスーパードンキーコングを楽しんでらっしゃるということです。

今でも大切に保管している当時もののファミコンと社会現象にもなったドラクエⅢ(鳥山明先生のイラストが最高にかっこいい!)

インタビューの際も終始優しい口調で、自身の経験などを語ってくれたGOさん。

こんな上司がメンターになってくれたらエンジニアとして良い成長の機会を与えてくれるのだろうなと思えるインタビューでした。


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